抜け毛の進行を抑制する男性型脱毛症の治療薬
プロペシア（ニュージーランド版）

プロペシアに含まれる「有効成分・フィナステリド」が、脱毛症の原因物質の発生率を低下させることによって、髪の毛が薄くなるのを防ぐ効果があるとされています。

男性型脱毛症には様々な原因がありますが、体内に発生する「ジヒドロテストステロン(DHT)」が脱毛へ影響をおよぼす要因のひとつだと言われています。「ジヒドロテストステロン(DHT)」は毛根中の毛乳頭細胞にある「5-α還元酵素」が男性ホルモンの一種である「テストステロン」を変換させることにより発生します。
プロペシアに含まれる「有効成分・フィナステリド」が、この「5-α還元酵素」の働きを抑制することによって、「テストステロン」が「ジヒドロテストステロン(DHT)」へと変換されるのを抑えます。
「5-α還元酵素」の活動を妨げ、「ジヒドロテストステロン(DHT)」が発生促進を抑えることが、男性型脱毛症において有効な治療法になるとされています。

また、有効成分・フィナステリドは、「5-α還元酵素」へ活動抑制の効果を及ぼしますが、他のホルモン系への影響による副作用が極めて少ないことも注目される点です。

「有効成分・フィナステリド」は国内臨床試験において、被験者の男性型脱毛症の改善率が偽薬を投与した結果よりも優れていることが確認されいます。
海外での試験結果ではフィナステリド1mg投与した被験者の5年後の写真評価において、90%の患者が抜け毛の進行を抑える効果や改善効果のあったことが確認できています。