有効成分
プロパンテリン配合
全身の発汗抑制
多汗症を抑える
胃酸の分泌を防ぎ
胃潰瘍・胃炎を治癒
膀胱への刺激緩和
頻尿・尿漏れを改善
メーカー情報:LLOYD LABORATORIES, INC. / 内容量:100錠
プロスパスは、胃・十二指腸潰瘍、夜尿症、遺尿症、多汗症の治療に用いる薬です。
1回1錠を1日3~4回経口投与する。
Propantheline Bromide 15mg
抗コリン作用(口が渇く、便が出にくい、尿が出にくい、尿量が少ない、残尿感、目がかすむ、光がまぶしい、見えにくい)
その他、なにか異変を感じた際は速やかに医師の診察をお受けください。
・ 飲み忘れに気付いた際は、思い出したときすぐに服用してください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分は服用しないでください。(※ただし、2回分を一度に服用しないこと。)
・ 本剤の服用中は、車の運転など危険を伴う機械の操作はしないでください。
・ 緑内障の方、前立腺肥大による排尿障害のある方、重篤な心疾患のある方、麻痺性イレウスのある方は、本剤を服用しないでください。
「神経伝達物質アセチルコリン」は、神経情報の入出力において情報伝達のための接触構造「シナプス」へと発汗や利尿などの代謝を促す信号を送ります。アセチルコリンが働き過ぎることによって、体全体の代謝活動に不具合が生じていきます。
膀胱への過活動により、膀胱の刺激が強まり頻尿や尿漏れの症状。消化器系への過活動により、消化液などの分泌液が多く分泌されることによる胃炎や胃潰瘍。また、汗腺への過活動による多汗症などが挙げられます。
プロスパスは、アセチルコリンの働きを抑えて、消化性潰瘍・遺尿症・夜尿症・多汗症の各種症状を改善する「抗コリン薬」です。アセチルコリンの働きを抑えるため、有効成分の「プロパンテリン臭化物」が含有されています。
プロパンテリン臭化物は、アセチルコリンの働きを抑制することで、消化管の過剰な運動を抑えて腹痛をやわらげ、胃酸の分泌を減らして潰瘍や胃炎を改善します。膀胱の収縮を抑制することで、強い尿意や無意識に尿が出たりするなどの症状を改善します。アセチルコリンによる汗腺の刺激を抑え、発汗を抑制し多汗症の症状を改善させます。